市内各地でオンラインツアー第2弾が開催

宇部市内各地をビデオ会議システム「ズーム」で訪れるオンラインツアー第2弾「琴の音に誘われ初秋の宇部に会いに行く!」が12日に開かれた。東京を中心に大阪、長野など県外在住の49人が参加し、リモートで宇部の魅力を〝体感〟した。
宇部観光コンベンション協会・宇部DMO(徳原幹男会長)の新たな観光戦略。コロナ禍で打撃を受けた地元事業者の支援などを目的に、あうたび合同会社(唐沢雅広社長、東京都北区)と共同で企画した。
参加者には事前に特産品の詰め合わせ「応援セット」が届けられており、味わいながら生産者と交流。永山本家酒造場(二俣瀬車地)では、永山貴博社長(44)が「ドメーヌ貴」に使う酒米・山田錦の田んぼ(2㌶)を案内し、母親の千寿子さん(74)が酒蔵の様子を紹介。たましげ琴製作所(船木)では、5代目の玉重智基さん(26)が幻想的な筝の音色を披露した。
永山社長は「外出制限下でもオンラインというツールを積極的に利用することで、新しい営業の可能性が出て来た。コロナ収束後に実際の観光につながれば」と語った。
神奈川県横浜市のウォーリ晶子さん(44)は「前回に引き続き2度目の参加。生産者の専門的な知識はもちろん、温かみのある話しぶりに引き込まれた。感染症が落ち着いたら、ぜひ宇部の魅力を現地で感じたい」と話した。
関連記事
国学院が連覇達成 宮古島大学駅伝 2位順天堂、3位青学
宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2025(主催・同実行委員会)が9日、市陸上競技場を発着点とした6区間82・0㌔で行われ、国学院が最終区で順天堂を逆転し、4時間8分38秒で2連覇を達成した。2位は28秒差...
諏訪湖の広範囲が結氷、御神渡り「赤ちゃん」も確認 7季ぶり出現へ望みつな..
長野県の諏訪地方は9、10両日、寒気と放射冷却で朝の冷え込みが強まり、諏訪湖は広い範囲が結氷した。御神渡り(御渡り)の判定をつかさどる諏訪市小和田の八剱神社は9日朝、今季初めて高台からも観察し...
初年度は3万人を想定 4月オープン「ソラミル」
和歌山県の串本町議会の臨時会が6日にあり、町が提出した「町宇宙ふれあいホール条例」の制定案を可決した。旧古座分庁舎(西向)を改修して、4月1日に全面オープンする「宇宙ふれあいホールSora―Mi...