飛行機パンダと記念撮影
撮影した写真を表示する電子看板(白浜町の南紀白浜空港で)
南紀白浜エアポートは、和歌山県白浜町の南紀白浜空港搭乗待合室に、記念撮影が楽しめるデジタルサイネージ(電子看板)を設置した。エアポート社とNECが中心になって展開している顔認証システムの実証実験に、日本航空が参画したことに伴う企画。無料で利用できる。
顔認証の技術で
搭乗までの時間を楽しんでもらおうという取り組み。サイネージの横に取り付けた小型カメラで撮影する。フォトフレームには飛行機に乗ったパンダや白良浜、日航機のイラストを用いている。笑顔を採点する機能もあり、氏名や生年月日、メールアドレスなどを登録しておけば、写真がメールで届く。現場でも登録できる。
10月には、白浜空港で手荷物の待ち時間を可視化する企画も始める予定。カメラで個人を特定し、荷物が来るまで何分かをサイネージで表示する。利用には事前登録が必要。
エアポート社によると、記念撮影や待ち時間の可視化は、国内空港では初めての取り組みになる。
このほか、羽田空港(東京)の白浜行き定期便出発口近くにある店舗「ブルースカイ」では10月から、顔認証での決済で買い物ができるようになる予定という。こちらも事前登録が必要になる。
コロナ禍でも健闘 白浜―羽田線旅客数
エアポート社によると、日航白浜―羽田線の月別旅客数は、7月5229人、8月9813人だった。5月が319人、6月で1190人だったことと比べると、コロナ禍の中でも健闘していると言えそうだ。
日航は3日、新型コロナの影響を踏まえた9月分の減便を発表したが、白浜―羽田線は含んでいない。
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