リスザルの赤ちゃん、名前は「ウメ」
木の上で楽しそうに過ごすウメ(ときわ動物園で)
宇部市のときわ動物園(宮下実園長)で6月19日に生まれたリスザルの赤ちゃん(雌)の名前が、来園者とツイッターの投票により「ウメ」に決定した。木の上を元気いっぱいに動き回り、くりくりの目をした顔を向けて愛嬌(あいきょう)を振りまいている。 投票は8月15日から30日まで園内で行われる予定だったが、26日に臨時休園となったため、公式ツイッターでの投票に変更した。 園内とSNS上での票数を合算する形で実施。飼育員が考案した三つの候補の中から「ウメ」に289票、「アンズ」に217票、「スモモ」に187票が集まった。 母親はウスミ(4)で父親は不明。母乳のほか野菜、果物、卵や鶏肉も食べる。最近では虫を自分で捕まえて口に運ぶ姿がよく見られるという。 担当飼育員の岡田孝さん(27)は「他の個体にちょっかいを出して怒られたりと、群れの中で社会性も育んでいる様子。来園された際は名前を呼び掛けて成長を見守ってほしい」と話した。
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