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釧路新聞社

「円空仏」公開病気平癒 厳島神社【釧路】

病気平癒のご利益があるとされる「円空仏」が公開され、玉串をささげる参拝者ら

 9月9日の「重(ちょう)陽(よう)の節句」にちなんで9日、釧路市米町1の厳島神社(菊池吉郎宮司)で病気平癒のご利益があるとされる「円空仏」が公開され、健康祈願祭が行われた。

 円空仏は江戸時代初期に僧侶・円空が彫った仏像とされ、道内で現在44体が確認されている。この中で厳島神社の円空仏は台座の背面部分に「くすり乃ためごんげん」と彫り込まれており、道南の噴火湾に面した豊浦町の洞窟の中に、他の円空仏とともに置かれていた。

 1799年に江戸幕府の役人、松田伝十郎の手によって当時「くすり」と呼ばれていた釧路に移され、厳島神社で所蔵。日本で最も東に伝わってきた円空仏として道指定文化財となっている。  例年祈願祭には50人前後が参列し、円空仏の公開も参列者限定としているが、今年は新型コロナウイルス予防の観点で3密を避けるために午前10時30分から午後2時まで一般公開した。

 この日の健康祈願祭では、健康祈願の祝詞を神主が読み上げ、朝日舞が奉納され、参列者一人一人が玉串をささげた。儀式後には、邪気を払うと言われる、菊の花の香りが移された病よけの綿が、お守りとして分けられた。同神社では疾病封じの妖怪「アマビエ」をデザインした参拝記念札も配布している。 

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