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田原市博物館が厚木市に崋山作品貸し出し

 渡辺崋山の書画などを多数収蔵する田原市博物館は9日、神奈川県厚木市のあつぎ郷土博物館で19日から始まる崋山をテーマにした特別展のため、収蔵品2点を貸し出した。かつて崋山が厚木を訪れ、ゆかりの作品も残していたのがきっかけで実現した。崋山が結ぶ不思議な縁に、担当した学芸員は「新たな交流につながれば」と期待する。

 今回貸し出したのは「骸骨之図」「三亀之図」の2点。当初は巻物だったが、展示しやすいようにと田原市博物館で掛け軸に直した。厚木訪問に同行した弟子に「教本」として崋山が描き下ろしたものだ。  この日は厚木市の山岡裕子学芸員と田原市の鈴木まりな学芸員が、作品表面のシミや傷など原状を確認して引き渡した。  崋山は1831(天保2)年、かつての藩主、三宅康友の子の友信の生母を探すため訪れた厚木で「游相日記」を記した。その際、地元の風雅人の斎藤鐘助に請われれて風景画「厚木六勝」も描いた。作品はその後、市外へ流出し、最近になって米ハーバード美術館が所蔵していることが分かった。  市内の県道沿いには崋山滞留を伝える標柱が建立され、市も来年度から社会科副読本に崋山と厚木の縁を記したものを採択するなど、ゆかりの地としての機運が高まっているという。  特別展には田原市が貸し出した2点のほか「厚木六勝」のレプリカなどを展示する。  山岡さんは「当面はハーバード美術館と交渉して原本の里帰り展の実現が目標。厚木にも熱心な愛好者が多く、研究講座も続けて熱気を保ちたい」と話した。  田原市の鈴木さんは「意外な土地にゆかりの地があって驚いた。武士であり画家でもある崋山ならではの交流の広さを感じた」とよろこんだ。

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