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広尾にハンタースクール ジュラテクノロジー

 有害鳥獣捕獲事業などの「ジュラテクノロジー」(本社・大樹町晩成、富田茂社長)は、狩猟技術者を養成する事業拠点を、現在の大樹町晩成から広尾町野塚8線の旧野塚保育所に移す。次世代のハンターを育てる「ハンタースクール」として、事業を充実させることが目的。

大樹の企業ジュラテクノロジーの「ハンタースクール」の拠点となる広尾町の旧野塚保育所

 同社はキャリオ技研(名古屋市、富田茂社長)の関連法人。キャリオ技研はドローンによる野生鳥獣の制御実験などに取り組み、大樹、広尾、幕別の3町と連携協定を結んでいる。

 同社は2月からハンターの教習を開始。狩猟技術に加え、ジビエとして出荷するためのエゾシカの解剖方法やドローンの操縦法など最先端の学習を盛り込んでいる。

 連携協定を結ぶ3町で新たな拠点施設を探す中、2014年3月に閉所した旧野塚保育所に着目した。施設は鉄骨造り平屋建てで床面積271平方メートル。敷地面積は5720平方メートル。同社は「ドローンを飛ばしたり、わなをくくりつけたりするスペースもあり、最適な場所」とする。

 広尾町内では、エゾシカなどの鳥獣被害額が毎年8000万円前後に及ぶため、町農林課は「ハンターの育成は農林被害の拡大防止につながる」と歓迎している。町は9日開会の町議会定例会で建物と土地の貸与に関する議案を提出した。

 今後は施設内の清掃や整備を行い、10月中旬以降から活用する予定。同社は「コロナ禍の影響で4~6月はハンター教習を実施できなかった。今後は広尾を拠点に受講生のレベルに応じた教習を進めたい」と話している。

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