紀州てまりの作品展
「紀州てまり趣味の会」が作ったてまりが並ぶ作品展(田辺市東陽で)
和歌山県田辺市東陽、市文化交流センター「たなべる」で、中部公民館(田辺市上屋敷1丁目)で活動する「紀州てまり趣味の会」による作品展が開かれている。30日まで。
趣味の会(38人)は1カ月に1回、会員が集まって作品づくりをしている。公民館活動として、近くの小中学校を訪問して紀州てまりの作り方を教えたり、展示会を開いたりしている。
作品展では、疫病退散の力を持つとされる半人半魚の妖怪「アマビエ」をデザインした作品や、色とりどりの糸であしらった作品など、約100点の紀州てまりが並んでいる。一番大きいもので円周約65センチという。
趣味の会の竹内マツ子会長(76)は「コロナ終息の願いを込めて、会員が一生懸命作ったアマビエをぜひ見てほしい」と話している。
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