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紀伊民報社

サクラ生かし町づくり 織立ち上げへ

今年もクマノザクラを見ようと大勢が訪れた(3月、古座川町峯で)

 和歌山県古座川町は、クマノザクラをはじめとするサクラを生かし町づくりを進める方針だ。取り組みについて話し合う組織を10月ごろに設置する予定で、関連予算を8日開会の町議会9月定例会に提出する。

 紀伊半島南部に自生するクマノザクラは2018年、国内のサクラの野生種として約100年ぶりに新種と発表された。同町池野山には、新種と特定する論文が発表される際に標本となった唯一のタイプ木がある。町はクマノザクラを町花にしており、地元の小学生は、地域学習でクマノザクラについて学んでいる。
 町内にはクマノザクラだけでなく、七川ダム湖畔(古座川町佐田)のソメイヨシノ、一枚岩(同町相瀬)のソメイヨシノ、鶴川公園(同町鶴川)のカワヅザクラなど、数々のサクラの名所があり、毎年、開花時季には大勢でにぎわっている。
 町は、これらの観光資源をさらに磨き、PRしていく組織として委員会を設置する予定で、そのための予算19万5千円を本年度一般会計補正予算案に盛り込んだ。委員は10人程度になる見込み。

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