アイヌ古戦場で祈り 「チョマトー沼」慰霊祭 帯広
神々に祈る儀式「カムイノミ」も行われた慰霊祭
十勝アイヌの古戦場として知られる「チョマトー沼」の慰霊祭が6日、帯広市内のチョマトー公園(西16北1)で行われ、神々への感謝や祈りをささげた。
帯広アイヌ協会(笹村昭義会長)の主催で、米沢則寿市長ら約50人が参列した。笹村会長はあいさつの中で、チョマトー沼は十勝アイヌと日高アイヌ(または北見アイヌ)との戦いで赤く染まったとされる伝説を披露した。
伝統儀式「カムイノミ」では、十勝川やフクロウ、大地といったカムイにささげられるイナウ(木弊)に酒を垂らし、神々への感謝を伝えた。
その後、帯広カムイトウウポポ保存会が伝統の歌や踊りを披露し、市民らも興味深そうに見学した。
関連記事
帯広広小路Xマスマーケット始動 藤丸イルミ点灯、食や暖房バスも
冬の夜の帯広市中心部ににぎわいを創出しようと、旧藤丸百貨店前のイルミネーションと広小路内を歩行者天国にする「クリスマスマーケット」が6日から始まった。初日は午後5時から点灯式などが催され、家族連...
冬の貴婦人・タゲリ飛来 鹿児島県の喜界島に 地元住民撮影
くるりとカールした冠羽や翼の色合いの美しさから「冬の貴婦人」とも形容されるチドリ科の冬鳥タゲリが鹿児島県の喜界島に飛来し、地元住民が1日、撮影した。 「奄美の野鳥図鑑」(NPO法人奄美野...
メヒカリの魚醤を使ったポテトチップス開発中 蒲郡東部小児童らとプロジェク..
蒲郡市内の飲食店経営「笹やグループ」や市観光協会らでつくる「深海魚スナック新商品開発プロジェクトチーム」は、市立蒲郡東部小学校5年児童と一緒に市の特産品で深海魚「メヒカリ」の魚醤(ぎょしょう)を...
「白神ねぎ」6年度販売額、過去最高を更新 目標の年間20億円も視野に
JAあきた白神(本店・能代市)が首都圏市場を中心に売り込む「白神ねぎ」の今年度販売額は、11月末で18億4600万円となり過去最高を更新した。天候不順の影響が少なく、生育が比較的良好だったことに...