台風でシンボルツリー倒れる 和泊小学校、10号接近で
根元から倒れた和泊小の「なかよしガジュマル」=6日、和泊町
台風10号の影響で6日、鹿児島県の和泊町立和泊小学校(福元哲勇校長、児童243人)のガジュマルが倒れているのが見つかった。「なかよしガジュマル」の愛称で親しまれてきたシンボルツリーの危機に校区民は心を痛めている。
同校卒業生らによると、樹齢は不明だが、半世紀以上にわたり校庭で子どもたちの成長を見守ってきた。2本の木がつながっており、今回はそのうち1本の幹が根元から倒れた。5日から6日にかけての強風で倒木したとみられ、6日朝に学校職員が発見した。
同校OBで和泊区長の和秀一さん(56)は「小学生の頃に木登りなどをして遊んだ。倒木したのは大変ショック。残せるものなら残してほしい」と語った。町教育委員会の担当者は「倒れたガジュマルの扱いについては、7日以降に対応を協議したい」と話した。
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