〝初ヨット〟満喫 ちょい乗り体験盛況 石垣ジュニアヨットクラブ

「ちょい乗りヨット体験」に参加した子どもたち。初ヨットを満喫した=5日午後、浜崎マリーナ
子どもたちにヨットの楽しさを知ってもらう企画「ちょい乗りヨット体験」(主催・公益財団法人日本セーリング連盟)が5日、浜崎マリーナ湾内で開かれ、午前・午後の2部に児童生徒11人が参加し、初ヨットを満喫した。
同企画は文部科学省の委託事業で、コロナ禍における八重山在住者への自然体験会の位置付けとして実施。石垣ジュニアヨットクラブ(前田博代表)が実施主体となった。
使用したヨットはオプティミスト・ディンギー(OP)と呼ばれる型で、全長2・3㍍ほどの小型タイプ。陸上でヨットの仕組みなどを紹介した後、船で海上へ移動、メインイベントが始まった。同クラブのメンバー6人がヨットを操縦、体験者を乗せて港湾内を駆け回った。
真喜良小学校6年の西村美音(みと)さん(11)はこの日、何度も体験乗船し初ヨットを満喫。船内に入った海水の排水も行い「予想より大変だったけど、気持ちよかった」と爽快感を味わった様子。「チャンスがあったら操縦もしたい。風を使って動かすところが楽しい」と話した。
同クラブの多賀富治夫ヘッドコーチは「風と一緒になってセーリングする楽しさ、爽快さを味わってくれたら。海は厳しい時、優しい時がある。海と仲良くなってほしい」と期待した。
同体験教室は6、12、13、19日にも実施。参加者募集期間は終了している。
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