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守ろう 貴重な植物 ヨコスト湿原で観察会 白老

白老町のヨコスト湿原友の会(中野嘉陽会長)は29日、環境省の「重要湿地」に選定されている町内のヨコスト湿原で自然観察会を開いた。会員や一般参加の20人余りが集まり、外来種オオアワダチソウの抜き取り作業や湿原の植物を観察した。

ヨコスト湿原の海浜植物を観察する参加者

 参加者はまず、湿原の在来植物に影響をもたらす外来種オオアワダチソウの駆除に当たり、湿原の砂丘や国道36号沿いを重点に抜き取った。同会によるオオアワダチソウの抜き取り活動は3年目を迎え、中野会長は「徐々に効果が現れてきている」と話した。

 引き続き、参加者は海岸付近に分布するイソスミレやコウボウムギなど海浜植物を観察。道内でも自然海岸の消失を背景に群生地が少なくなった中、ヨコスト湿原に分布する貴重な植物と環境に関心を寄せていた。

 同町日の出町と社台にまたがるヨコスト湿原(面積33ヘクタール)は、自然海岸の背後に沼地や湿地、草原、林など多様な環境を形成。動植物も多彩で、これまでに植物463種、野鳥64種、昆虫209種が確認され、環境省などが絶滅危惧種に指定する生き物も少なくない。「北海道自然環境保全指針」の中で保全対象に位置付けられ、2016年には環境省の「日本の重要湿地」に選定された。

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