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石垣市長杯将棋大会 ことし初の大会楽しむ 老若男女43人が出場

真剣な表情で次の一手を考える参加者ら=30日午後、大濱信泉記念館多目的ホール

A級からD級の優勝者(日本将棋連盟八重山支部提供)

 日本将棋連盟八重山支部(井手悌二支部長)は30日、第3回石垣市長杯将棋大会を大濱信泉記念館2階多目的ホールで開き、6才~75才までの男女計43人が久しぶりの対局を楽しんだ。八重山地方での将棋大会は今年初めて。

 開催に当たり、井手支部長は「コロナの影響で例年小中学校へ配るイベント告知パンフレットの配布を自粛した。参加者が集まるか不安だったが、例年並みの出場者がいてよかった」と安堵(あんど)しつつ、「感染予防に気を付けながら、対局を楽しんでもらえたら」と話した。

 同大会では、S級からD級までレベル別に5クラスに分けて対局。それぞれのクラスの上位3人に、石垣市からの賞状に加え石垣産和牛焼き肉セット引換券、石垣島産新米星の美しゃ5㌔、紅芋タルト(12個入)などの賞品が贈られた。

 Bクラスに出場した40代男性は「以前は月に1回程度将棋仲間で集まり対局の機会があったが、しばらく中止になっている。久々に人と対局できてとてもうれしい」と喜んだ。

 昨年Bクラスで優勝した喜納正直くん(11)はAクラスに挑戦。「大人ばかりでときどき戸惑う場面もあったけど、勝ててよかった」と優勝を喜んだ。コロナの影響で将棋大会が次々と中止になった期間について「毎日、オンラインで対局したり、自分でさして研究したりしていた」と話した。

 大会結果は次の通り。S級は4勝1敗で3人が並んだため、後日、優勝決定戦を行う予定。
 ▽S級=①當銘洋介、伊舎堂義、石垣長武
 ▽A級=①喜納正直②大田義信③飯島敏久
 ▽B級=①上原仁②玉里大育③池原優
 ▽C級=①宮﨑祐輔②野國昌樹③松村陽向
 ▽D級=①コウ理陽②渡久山朔真③蓋盛惺友

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