全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

酒田港国際ターミナル整備完了し供用開始 大型船2隻同時受け入れ可能に

 国土交通省と県が、酒田港国際ターミナルがある酒田市の高砂埠頭(ふとう)で整備を進めてきた岸壁延伸とコンテナヤード拡張の工事が完了し29日、供用が始まった。大型コンテナ船の2隻同時受け入れ、コンテナ蔵置能力の拡充による安定な物流の実現で、各産業への波及効果、企業の新規立地などが期待される。

 酒田港のコンテナ取扱量は花王酒田工場の紙おむつ輸出を中心に急増し、2014―17年は4年連続で過去最高を更新。このため国交省が県と連携し、海運物流拠点としての機能強化を目的に16年度に両工事がスタート。コンテナ船接岸部分は国が整備し、これまで280メートルだった岸壁を430メートルに150メートル延伸。荷さばきや野積み場所となる岸壁背後地のコンテナヤード拡張は県が担当。拡張部の広さは1・1ヘクタール。1000TEU(20フィートコンテナ換算)級のコンテナ船が2隻同時に着岸し、貨物の荷さばきができるようになる。事業費は国、県合わ約45億円。積み降ろしに使う大型コンテナクレーンも備え、迅速な輸送や受け入れができるようトラックゲートを新設した。

 29日午前、拡張部供用式が現地で行われ、約50人が出席。国交省港湾局の高田昌行局長が「酒田港が環日本海の経済交流を支える物流拠点として活性化するよう共に尽力する」、吉村美栄子知事が「酒田港のにぎわいが本県のにぎわいにつながる」とあいさつ。加藤鮎子衆院議員、丸山至市長らが祝辞を述べた。この後、関係者がテープカットし、供用を祝った。

岸壁が延伸し、コンテナヤードの拡張が図られた酒田港高砂埠頭

供用開始を祝って関係者がテープカット

関連記事

豊橋技科大「ロボコンズ」世界一への軌跡を漫画に

 豊橋技術科学大学の「とよはし☆ロボコンズ」が日本勢として10年ぶりの世界一に輝いたことを記念して、頂点への514日のストーリーを描く漫画の連載が始まった。2023年から同部を支援する豊橋市雲谷町...

元気に泳げ こいのぼり 石垣市社協が30匹掲揚

 5月5日のこどもの日を前に、石垣市社会福祉協議会(石垣安志会長)は19日午後、市健康福祉センター敷地内でこいのぼり掲揚式を行った。優雅に泳ぐ30匹のこいのぼりに子どもたちの健やかな成長を願った。 ...

釧路新聞社

大型客船ダイヤモンド・プリンセス 5年ぶり釧路寄港【釧路市】

  今年最初の客船が14日に寄港したのに続いて、2隻目は5年ぶりの「ダイヤモンド・プリンセス」(総㌧数11万5906㌧)が釧路港西港区第4埠(ふ)頭(とう)に停泊した。約2600人の乗客がオプショナ...

釧路新聞社

子供の急な発熱 一時預かり 病児保育施設スクラム、釧路町民も同料金で【釧路..

 病児保育施設スクラム(釧路市新栄町1、佐野逸紀代表)の利用料が4月から、釧路町在住者も釧路市と同額の1日2000円となった。  病児保育とは、子供が急に発熱したが仕事を休めないなどといった保護...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク