
28日から販売される本醸造
帯広畜産大学の酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」で試験醸造された十勝限定販売の日本酒の第2弾「初仕込み 本醸造」が28日、管内の小売店やスーパーなどで発売される。
碧雲蔵は上川大雪酒造(上川管内上川町)が主導し、地元企業などと設立した十勝緑丘(帯広市)が今年春に整備。大学内の酒蔵は全国で初めて。
大学の地下水と上川管内愛別町産の酒米「彗星(すいせい)」などを使用している。7月末に純米酒約1500本を管内限定で販売したところ、初日で完売する店があるなど反響を呼んだ。
28日に販売を開始するのは本醸造の約4500本。卸売先の一つ、帯広酒販協同組合は「今回も発売前から問い合わせがあり、関心は高い」とする。
十勝緑丘は「期待の大きさを感じている。今回は本数も多いので、より多くの人に手にとってほしい」と話している。1本・720ミリリットル入り1000円(税別)。
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