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宇部日報社

雪舟の生誕600年を記念した参加型プロジェクト

記念イベントで完成させる長巻図の下絵(市菜香亭で)

 室町時代の水墨画家、雪舟(1420~1506年)の生誕600年を記念した参加型プロジェクト「なりきり雪舟~みんなで作ろう長巻図」は、9月16日から11月15日まで山口市天花1丁目の市菜香亭で開かれる。季節の移ろいを全長16㍍の長巻の上に描いた国宝「四季山水図」の模写作品を来館者の手で完成させる。

 市の記念事業の一環。菜香亭の文化活動をサポートしている山口市在住の3人が、12㍍に縮小した和紙の上に山水図を模写した。ところどころ残した空白部分を来館者が筆ペンや水彩絵の具を使って描き加える。これとは別に全長16㍍の白紙の巻紙にも、雪舟になりきって絵を描いてもらう。

 普段から趣味で絵を描いている原田哲也さん(64)、森永友世志さん(61)、篠田奈央さん(36)の3人が23日、菜香亭で未完成の模写作品を公開した。8月上旬から本物の筆を使って描き始め、人気キャラクターをしのばせるなど遊び心も加えた。 

 篠田さんは「華やかな室町時代に思いをはせながら、雪舟の誕生日の寄せ書きをする気持ちで自由に描いてもらえたら」と話している。完成した作品は12月中旬ごろまで展示する。

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