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釧路新聞社

サンマ600㌔、昨年の1%【厚岸】

 

発泡スチロールに詰められた状態で岸壁に揚げられるサンマ(23日午後1時半、厚岸港)

 サンマ漁の本格的な幕開けとなる農林水産大臣許可の棒受け網船による初水揚げが23日、厚岸港で行われた。サンマは7月14日に道知事許可の流し網船が水揚げしているが、来遊量は不漁だった昨年を下回ると予想されており、8月上旬から順次道東の各港より出漁している棒受け網船は水揚げゼロが続いていた。

 今回、水揚げしたのは厚岸漁協所属の中型船4隻。漁協関係者によると、漁獲量は約600㌔で、昨年の初水揚げのわすか1%程度にとどまった。魚体の平均は110~120㌘程度。

 23日には4隻のうち「第21福長丸」(49㌧)が午後1時半ごろ厚岸港に帰港し、今年7月に完成したばかりの衛生管理が整った屋根付き岸壁で初水揚げを行った。サンマは船上で発泡スチロールに詰めて鮮度保持された状態で、24日朝に競りが行われる。

 漁場は厚岸から3昼夜ほどかかる公海上で、魚群が薄いことからマイワシ漁と並行して操業している。漁労長の川崎元太郎さんは「わずかな量しかとれず魚体も細い。今後に期待したい」と話していた。

 今季のサンマ漁は7月8日解禁の道東小型サンマ協議会所属船の流し網漁からスタートし、全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)所属船は8月10日から小型船(20㌧未満)、15日から中型船(20㌧以上100㌧未満)、20日から大型船(100㌧以上)が出漁している。例年、大型船が出漁してから水揚げ量が増加するが、水産研究・教育機構では「漁期を通じてまとまった魚群の来遊は見込めず、薄い魚群を探しながらの操業が続くと考えられる」と予報を出している。

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