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船浦中学校 炭を器にフラワーポット試作 「船中チャレンジビジネス」

炭で作ったフラワーポットの購入を呼び掛ける生徒ら=20日午後、船浦中学校

 【西表】船浦中学校(仲田欣五校長、生徒31人)で1985年から35年間続く伝統の「炭作り」。例年、1袋(4㌔)1000円で地域住民に販売している炭だが、コロナ禍のことしはデンサ祭の中止で販売口が断たれ、原料を加工し販売促進につなげようと取り組みが進む。総合的な学習の時間を活用し2年目を迎えた「船中チャレンジビジネス」の一環で、生徒らが会社を立ち上げ炭作り・販売体験活動を行いキャリア教育に結び付けていく。

 炭を作るだけではなく、昨年度から販売活動にも着手した生徒ら。今年度は、炭の利点を生かし商品化することで付加価値を付け、販路開拓にも力を入れる。  会社は五つあり、それぞれで異なる商品を開発。社内では最終責任者、開発・販売・広報とそれぞれの担当に分かれ戦略を練る。

 今回、出来上がった試作品は炭を器にしたフラワーポット。炭の中心をくりぬいたポットに、植物を移し替え製造。今後、他の会社では消臭剤なども作る計画。販売場所は島内の飲食店などを予定している。  開発に携わった小野蒼生君(3年)は「炭の特徴を崩さず買ってくれる人が使いやすいよう、おしゃれな感じに仕上げたかった。開発の苦労や達成感を味わえてよかった」と笑顔で話した。

 同校では、15歳で島を離れる生徒一人一人の「島立ち」に必要な力を身に付けることを目標に、学びや働くことの意義と喜び、新しいことに挑戦する精神を養う活動に重点を置いている。

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