コミバスが無料、乗り合いタクシーも 10月末まで

町役場前を走る町営コミュニティーバス(串本町串本で)
和歌山県串本町は、町内を運行する町営のコミュニティーバスと乗り合いタクシーの利用を、8月1日から無料にしている。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済の活性化策の一つで、10月末まで続ける。
町は政府の緊急事態宣言が発令された際、外出自粛などの協力を呼び掛けたが、宣言が解除されたことから、住民の買い物や外食を支援するとともに、地域経済の活性化につなげようと利用を無料にしている。
コミュニティーバスは、佐部・上田原線、大島・出雲線、潮岬線、和深線の4路線で運行しており、通常の利用料は、町内の高校生以上と町外の小学生以上などが200円。2019年度の利用者数は4路線で延べ11万1944人。
乗り合いタクシーは、須江と里川の両地区で運行している。通常の利用料は須江(デマンド型)が100円、里川が100円と300円。19年度の利用者数は合わせて延べ70人。
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