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長野日報社

折り鶴、ともしび、コロナ終息願う 伊那市高遠町の遠照寺

新型感染症終息の願いを込めたろうそくのともしびを眺める女の子たち=遠照寺修養会

 折り鶴とろうそくのともしびをささげて新型コロナウイルス感染症の終息を願う集会が17日夜、伊那市高遠町山室の遠照寺で開かれた。親子約50人が参加。1枚に999羽の折り鶴模様が印刷された紙で作った折り鶴と、発光ダイオード製のろうそくを祭壇に手向けて地域の安寧を祈った。

 セレモニーは、同寺と地元の三義子ども会が1965年から毎年夏に開く「遠照寺修養会」の行事の一環。例年は小学生が1泊2日の日程で寺に泊まり、食事作りや花火大会を行っている。今年は感染防止の観点から規模を大幅に縮小して実施。宿泊体験はなく、同日夕方から約1時間半の集会で、子どもたちは手持ち花火などを楽しんだ。

 参加した高遠北小4年生は「感染防止の臨時休校の時は友達に会えなくて嫌だった。早くコロナが終わってほしい」と願った。子ども会の大高洋子会長は「今年はいろいろと迷ったが、プール遊びもラジオ体操もやめたので修養会だけは開きたいと考えた。夏の思い出にしてほしい」と話した。

 松井教一住職(65)は「私が小学4年生の時に始まった今年で55回目の修養会。今回途切れてしまう心配もあったが、お母さん方の熱意で継続できた。その貴い気持ちに責任の重さを感じる。感染症の終息を切に願う」と述べた。

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