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長野日報社

旧中村家住宅4月開館 伊那市

改装保存工事前の旧中村家住宅=2017年3月

 伊那市は、築約300年で江戸時代の町屋風情を残す同市高遠町西高遠の「旧中村家住宅」の改装保存工事を3月末に完了し、4月1日から開館して一般公開を予定している。施設は4月以降に公募して選定する指定管理者が管理運営を行うが、管理者が決まるまでは市の直営で行う。観光案内や食事も提供する新たな拠点となり、地域活性化に広く役立てる。29日の市議会全員協議会で報告した。

 住宅内は座敷や土間、土蔵など原形を留めた形で改装。旧中村家の調度品を各所に展示し、見学できるようにする。厨房とそば打ちができるスペースのほか、30席分の客席も設置した。国の交付金を活用した事業費は約1億7000万円。

 市は指定管理者の条件に、そばなどの食事提供や住宅を中心としたにぎわい創出の取り組みを盛り込んでいく考え。文化的価値を保全して後世に伝えながら、住民と一緒に地域振興の活動を広げていく。

 中村家住宅は江戸前期から中期の特徴を示す町家形式(棟割り長屋)の建物。初代高遠町長を輩出し、高遠町ゆかりの書家・画家の中村不折とも縁があり、一昨年に市に寄付されて活用を検討してきた。近くの県宝旧馬島家住宅など周辺施設と共に、城下町の歴史的な町並みで観光誘客を図る。

 市は直営の期間を最長1年としており、その間は書類選考で認めた団体などが軽食の提供などを行う。

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