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荘内日報社

子どもたちの健康願う花火 あつみ温泉街夏を楽しむ

 鶴岡市のあつみ温泉街を盛り上げようと地元有志らでつくる任意団体・まちづくりチームYUKAI(五十嵐公行会長)は4日、疫病退散と地元の子どもたちの健康を願う花火の打ち上げを同市温海の天魄山(標高290㍍)山頂で行った。数分間の花火ショーを見ようと多くの住民が集まり、夜空に咲く花に目を輝かせていた。

天魄山山頂からは直径200㍍を超える大輪の花が打ち上がった

 今年は新型コロナウイルス感染症のあおりを受け、地元小学校ではプールの授業や地区の運動会も軒並み中止となり、子どもたちの楽しみの場がなくなっている。「一日でも早く日常の生活が戻ってほしい」との願いを込め、地元の子どもたちに楽しんでもらおうと五十嵐会長が企画し、打ち上げを大川火薬銃砲店(同市本町二丁目、大川久信代表取締役)に依頼して6月ごろから構想を練ってきた。温泉街から花火を見ることができ、周辺に建物がないなどの安全面から場所を天魄山に決め、打ち上げ直前まで事前告知は行わずサプライズ感を演出した。

 この日は同時に地元の自治会が主体となって子どもたちが手持ち花火を楽しむ場も設けられ、温泉街を流れる温海川に架かる湯之里橋では夏休み期間中の子どもや、周辺の旅館に宿泊する観光客などもにぎやかな雰囲気につられて集まった。

 午後8時の定刻を迎えると山頂からはにっこりと笑った顔の花火や、色とりどりの花火が数十秒間隔で打ち上がり、見物客は計25発の花火ショーに歓声とともに拍手を送っていた。照井悠里愛(ゆりあ)さん(11)は「温海で(打ち上げ)花火を見たことがなかった。いつもは親戚と一緒に手持ち花火をしているけど、みんなで一緒にやるからこそ花火は楽しいと思えた」と話していた。

夏休み中の地元の子どもたちが集まり、手持ち花火をしながら天魄山から打ち上がる花火を楽しんだ

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