作品を鑑賞する親子（きららガラス未来館で）

　山陽小野田市のきららガラス未来館で、夏の作品展が開かれている。同館の作家５人が、新作を含む３００点を披露。夏の食卓を彩る器を展示即売している。３０日まで。 　 　同館のファンに足を運んでもらう機会になればと、昨年に続いて、夏の作品展を企画した。 　 　西川慎さんは、ゴールドとの組み合わせが華やかなセンターピースや、レースのような模様が入った器を出展。池本美和さんは、焼野海岸の夕日を思わせる色の冷酒器などを披露している。 　 　橋本倫礼さんは涼しげな台付きグラス、松尾具美さんはガラス絵の具でキンギョやペンギン、シロクマなどを描き入れたグラスを出品。川田絢子さんは、流れるような模様の皿や、丸みのあるフォルムがかわいらしい花器を展示している。 　 　松尾さんは「生活の中に手作りのガラス器を取り入れていただくことで、華やかな気分になったり、食事をよりおいしく感じたりしていただければ」と来場を呼び掛けている。