
白い泥だんごに赤や黒、黄色の色漆喰を塗る子どもたち=3日、原村郷土館
原村郷土館は3日、漆喰を使って「光る泥だんご」を作る教室を開いた。原村と諏訪市から夏休み中の小学生ら14人が参加。白い漆喰を塗った泥だんごに色漆喰を塗り、ガラス瓶で表面を磨いて光沢を放つ美しい作品に仕上げた。
八ケ岳南麓の土蔵には、「鏝絵」と呼ばれる漆喰で描かれた装飾が施されていることが多く、地域の伝統文化や技術を知ってもらおうと定期的に教室を開いている。
直径8センチほどの白い泥だんごがあらかじめ用意され、小学生は好きな色の漆喰を選んで制作を開始。筒型フィルムケースでムラのないように薄く延ばして塗っていった。乾かした後に瓶で磨き上げると輝きが増し、小さなボウリング球のように。原小3年の堀内利隼君(8)は「すごく磨いてピカピカにし、部屋に飾りたい」と夢中になった。
村教委や郷土館のメンバーが指導した。敷地内にある土蔵「まてのくら」に施された鏝絵も紹介。「原村や茅野市の鏝絵は、おめでたい絵柄が多い。鏝絵はこの地域の自慢です」と伝えていた。
関連記事
雨にも負けず「おびひろ盆おどり」400人 USAさん登場
第75回おびひろ平原まつりの「おびひろ盆おどり」が15日午後6時半から行われた。小雨が降るあいにくの天候だったが、大勢の観客が沿道に詰めかけ、10団体と個人参加合わせて約400人の踊りを見守った...
実り手に祝いのダンス EXILEのUSAさん 帯広で農業コラボ活動
人気ダンス&ボーカルグループEXILEのUSA(うさ)さんが各地で展開する農業とダンスのイベント「オドル野菜プロジェクト」の収穫イベントが14日午前、帯広市以平町の北口農場で開かれた。5月14日...
青空リサイクル市 初の屋内にぎわう 3年ぶり開催、58組出店
第48回青空リサイクル市(石垣市主催)が14日、市役所1階市民広場で開催された。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。58組が出店し、自宅に眠る衣類や雑貨などを販売、大勢の来場者でにぎわった。 ...
勝毎花火大会とばんえい最終レースがコラボ!? 帯広
13日のばんえい競馬最終レース(午後8時45分発走)と、勝毎花火大会のグランドフィナーレのタイミングが偶然にも一致し、帯広競馬場で見事な動画が撮影された。 撮影したのは、ティワイネットば...