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食やスポーツ 事業展開 「アスリートファーム」設立 MTB・山本選手

 自転車マウンテンバイクで来夏の東京五輪日本代表が決まっている幕別町出身の山本幸平選手(34)=ドリームシーカーレーシングチーム-国際自然環境アウトドア専門学校、帯農高出=は、自らが個人事業主を務める「Yamamoto Athlete Farm(ヤマモトアスリートファーム)」を立ち上げた。「スポーツ」「食」「楽しむ空間」の三つのキーワードを軸に、さまざまな事業を展開していく。第1弾として7月28日に、ドリップコーヒーのオンライン販売を開始した。

「ヤマモトアスリートファーム」を立ち上げ、第1弾としてドリップコーヒーの販売を始めた山本幸平選手

 本来なら7月27日に東京五輪のレースを戦っていた山本選手は、あえて走り終わった翌日となるはずだった28日にこだわった。山本選手は「食からの観点でもっと健康になれるし、強くもなれる。世界で戦ってきた経験を生かし、スポーツの楽しさも伝えていけたら」と張り切っている。

 同ファームの事業は自転車競技普及活動や選手の育成・強化、トライアスロンパーソナルコーチング、飲食提供、オンライン販売など。東京五輪が終わるまではオンライン販売やアスリートフード講習会、講習会イベント出演に絞る。

 山本選手は2008年の北京、12年のロンドン、16年のリオデジャネイロ五輪に出場。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で来年に延期となった東京五輪も内定している。全日本選手権を11度、アジア選手権を10度制覇したトップアスリート。元トライアスロン選手の敬子さん(旧姓田中)と17年に結婚し、昨年6月には長女の凛夏ちゃんが誕生した。

 東京五輪をプロとしての現役生活の集大成と位置付け、今季限りで一線を退くつもりで「第二の人生を始めるために準備をしていた」という。コロナ禍でレースも中止となり、考える時間が多かった。「今後のことがより明確になった」と一気に具体化。引退が1年延びた中で事業の前倒しを決め、6月下旬に同ファームを立ち上げた。

 第1弾のドリップコーヒーは「KOHEI BRAND ENERGY COFFEE」と銘打ち、自宅のある長野県松本市の行きつけの自家焙煎コーヒー店「FIFTY-ONE COFFEE」の協力で完成した。エチオピア、コロンビアなどの豆を使用。山本選手は「滑らかなコクとまろやかな苦みを感じる味」と話す。10個セット1840円(税別)など4種類を用意。送料別。ホームページ(https://www.athletefarm.net/)のほか、幕別町千住の産直市場「ほなみマルシェ」でも2日から販売を始めた。

 今後は、十勝産の食材を使用した商品を視野に入れている。

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