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県高校野球夏季大会 八重高、悲願の初優勝 全員野球で頂点つかむ KBCに競り勝ち

 【名護】2020年沖縄県高校野球夏季大会(県高校野球連盟主催)の決勝は2日、タピックスタジアム名護で行われた。八重高が五回の集中打で一挙4点を挙げ、KBC学園未来沖縄の反撃を2点に抑えて競り勝ち、初優勝を飾った。3年生20人が出場、文字通り全員野球で頂点に立ち、32年ごしの夢を実現した。決勝戦もテレビで生中継され、優勝の瞬間、島中が歓喜に包まれた。

 過去に八重高が夏の甲子園に最も近づいたのは1988年の第70回全国高校野球選手権記念沖縄大会。沖縄水産に0―8で敗れ、準優勝だった。

 今大会は、新型コロナウイルスの影響で第102回大会が中止になったことに伴い、県高野連が独自に開催したもの。甲子園出場はかなわないが、全員野球で勝ち取った栄冠に地元からは「甲子園以上の価値がある」との賛辞の声が上がった。

 決勝戦は四回まで両先発の好投でゼロが続き、五回に動いた。

 無安打に抑えられていた八重高はこの回、失策と安打などで一死二、三塁から1番宮良忠利の三遊間を破る安打で先制すると、続く内間敬太郎のスクイズで2点目。下地寛太郎の左前打、比嘉久人の右越え三塁打の連打で計2点を加点した。

 先発投手の幸喜大雅は抜群の立ち上がりで五回を1失点に抑えた。下地寛太郎、大城和哉が継投し、八回からはエース砂川羅杏がマウンドへ。

 砂川は先頭打者に安打を許し、後続にも一塁線に鋭い打球を返されたが、一塁手の亀川優が好捕、併殺で切り抜けた。

 最終回には2安打で二死一、二塁のピンチ。2番打者の二塁打で1点を与えるも後続を一ゴロに打ち取り、自らベースカバーに入ってゲームセット。3年生20人がマウンドに駆け寄り、輪になって人さし指を何度も突き上げた。

八重山

000040000|4

000010001|2

KBC学園未来

(八)幸喜、下地、大城、砂川羅—比嘉、田島、比嘉

(K)新垣大、大城元、豊元、大城純—喜多

▽三塁打=比嘉(八) ▽二塁打=喜多、喜屋武(以上K)

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