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紀伊民報社

清姫しのび供養祭

清姫の墓の前で手を合わせる関係者(1日、田辺市中辺路町真砂で)

 「安珍・清姫伝説」の清姫が生まれたとされる和歌山県田辺市中辺路町真砂で1日、清姫供養祭が営まれた。例年は夏の恒例イベント「熊野古道清姫まつり」と同日に開催しているが、今年はコロナ禍の影響で供養祭のみ開催。関係者約20人が参列した。
 清姫の菩提(ぼだい)寺である福巌寺(一願寺)と中辺路町観光協会の共催。
 この伝説は清姫と奥州の僧侶・安珍との悲恋物語。地元では、平安時代、熊野詣での帰りに迎えに来るという約束を破られた清姫が「生きてこの世で添えぬなら、死して思いを遂げん」と富田川の淵に身を投げ、その一念が怨霊となり、道成寺まで蛇身となって追い掛け、鐘に隠れた安珍を焼き殺したといわれている。
 供養祭は富田川沿いの清姫堂であり、「なかへち清姫太鼓」が力強い演奏を披露した。その後、福巌寺の能城妙真住職が読経し、参列者も清姫の御詠歌を唱えるなどして清姫をしのんだ。
 町観光協会の倉尾弘大会長(76)は「清姫まつりは中止になったが、来年は、今年の分のエネルギーも込めて盛大に開催することができれば」と話していた。

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