SL「やまぐち」号が運転を開始
SL「やまぐち」号と記念撮影する親子連れ(1日午前10時半、JR新山口駅で)
JR山口線の新山口―津和野駅間を走る人気観光列車、SL「やまぐち」号が1日、運転を開始した。新山口駅には親子連れや鉄道ファンら約350人が訪れ、大きな汽笛を鳴らしてゆっくりと走り出す様子を見送った。
当初は3月20日からの運行を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、約4カ月遅れのスタートとなった。
新山口駅の平原康久駅長は「安心したサービスを提供していきたい。沿線の人たちにも楽しんでもらえたら」と話していた。2歳のおいっ子と訪れた宇部市の三輪しのぶさんは「中学生の時に乗ったことがある。煙のにおいや姿を見て懐かしい気持ちになった」と話していた。
今季は「貴婦人」の愛称で親しまれるC57形蒸気機関車が11月22日までの37日間(土日・祝日)をけん引する。
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