大好き!メロンほお張る 給食に地元の味覚 浜中小
酒田市の浜中小学校(金子尚校長、児童59人)で29日、「メロン給食」が行われ、全校児童が地区の生産者から提供されたメロンを給食のデザートとして味わった。
40年余にわたってメロン栽培に携わっている小林弘子さん(64)ら浜中地区の生産者が「地元特産のメロンをおなかいっぱい食べてほしい」と2007年から隔年で、自分たちで生産したメロンを提供している。今回は大玉のアンデスメロン計50個を提供。給食時に1、2年生は4分の1ずつ、3年生以上は半分ずつ出された。
この日は給食時間に合わせ小林さんら生産農家3人、高橋誠浜中学区コミュニティ振興会長が同校を訪問。金子校長が全校放送で浜中でのメロン栽培の歴史やそのおいしさを紹介、「感謝の気持ちで食べましょう」と呼び掛けた後、児童たちは小林さんらを囲み各クラスで味わった。
早々にご飯やおかずを食べ終えた児童たちは、メロンにかぶりつき、口の周りを汁だらけにして夢中でほおばった。配膳台に置かれた“お代わり”も、あっと言う間にはけていった。4年生の阿部奨吾君(9)は「メロンは大好き。こんなにおいしいものが浜中で採れるのはすごい」と話した。
地元生産者から提供されたメロンをほお張る児童たち
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