障害者の「働く」を支援
豊橋で「就労サポートココポルタ」開所
多機能型の就労継続支援施設「就労サポートココポルタ」が8月1日、豊橋市東脇1に開所する。就労継続A型、B型を併設する施設で、就労を目指す障害者を支援する。 NPO法人「クオーレ」(松原克成理事長)が運営する。クオーレは、就労移行支援施設「インクル」、相談支援センター「クオーレ相談支援センター」をすでに開設しており、グループ内で障害者の就労支援をワンストップで実施できる体制が整う。 ココポルタでは、雇用契約に基づく就労ができる人が対象のA型事業は、クオーレが運営するカフェで勤務してもらう。接客、調理のほか、弁当の配達、SNSでの情報発信、清掃などをする。一方で雇用契約が難しい人が対象のB型事業では、フラワーアレンジメント、ポスティング、マスクのミシン縫製などの利用者の「得意」を生かした就労訓練をする。 松原理事長は「ココポルタの開所により『働くこと』のサポートを、それぞれの障害特性やペースに応じられる、きめ細かなサービスができるようになる。多くの人たちに働く喜びを知ってもらえるよう全力でサポートしたい」と意気込む。
場所はファミリーマート東脇店の2階。問い合わせはココポルタ(0532・26・5008)へ。
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