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長野日報社

辰野町が公式イメージソング作成 蛍主題に町の魅力表現

辰野町へ寄贈された公式イメージソングの歌詞の額。ふさわしい曲名を募集中だ

 辰野町は今夏、町公式イメージソングを作成した。町の象徴である蛍を主題とし、豊かな自然風土をたたえる歌詞に、穏やかなポップス調のメロディーを合わせた1曲。新型コロナウイルスの影響で6月の信州辰野ほたる祭りが中止となったのを受け、「今こそ住民みんなで前を向き、郷土愛を歌い継ごう」との思いを込めて発表した。9月まで曲名を一般公募し、年内にも披露を兼ねた記念歌唱の機会を設ける考えだ。

 イメージソングは、大町市の鳥居史子さん、強志さん夫婦の音楽ユニット「ゆくりりっく」が作詞、作曲。昨年12月に町内で演奏活動をした際、聞いていた武居保男町長が感銘を受け、制作を依頼した。同町の佐藤宏信さん(サックス)、和恵さん(アイリッシュハープ)夫婦、矢野修さん(ギター)の3人も演奏に参加し原曲を仕上げた。

 曲は約5分。「見渡す闇夜に幾千の ひかる光見上げ胸躍る 星かと思うほど瞬いて ぼくら生まれた町 照らす蛍」と歌い出し、松尾峡の蛍の乱舞や祭りのにぎわいを想起させる。蛍を育む清らかな水と里山の風景、官民協働でPRする「日本のど真ん中」も盛り込んで町の魅力を紹介しつつ、「新しい未来へ歩いてゆこう」とメッセージを展開していく。

 町では、来年のほたる祭りで会場一体となってイメージソングを歌うことを目標に普及を図る。町音楽協会や町内小中学校などへ呼び掛け、地元の音楽行事や学校生活の中で歌ってもらうほか、コーラスグループやブラスバンドへ譜面を提供し、楽器演奏も含めて輪を広げていく。

 武居町長は「蛍や人の生命力を感じる歌詞がつむがれ、優しさにあふれた曲。多くの住民が歌い、親しんでくれたら」と呼び掛けている。

 曲名募集は9月15日まで。電子申請か用紙の郵送、持参の方法で申し込む。対象は町内在住、在勤、在学者。採用者を表彰し、町特産品の詰め合わせを進呈。曲は町ホームページで試聴できる。町役場玄関ホールには、ゆくりりっくから贈られたイラスト入りの歌詞の額も展示している。

 問い合わせは町まちづくり政策課(電話0266・41・1111)へ。

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