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長野日報社

辰野西小考案「真ん・中夫(まん・なかお)」 ゆるキャラGPに挑戦

手作りグッズを手に「真ん・中夫」(中)をPRする辰野西小の4年生

辰野町辰野西小学校の4年生66人が、オリジナルキャラクター「真ん・中夫(まん・なかお)」を活用して、日本の地理的中心に位置する町の魅力発信プロジェクトに取り組んでいる。2018年度の卒業生が考えた、同校のキャラクター事業を引き継いで2年目。グッズや動画の製作を経て、今夏開催中の「ゆるキャラグランプリ2020」に初めてエントリーした。「真ん・中夫を売り込み、全国の人に町のことを知ってもらおう」と意気込んでいる。

真ん・中夫は、官民協働で展開する「日本のど真ん中」プロジェクトのきっかけをつくった、日本のど真ん中作戦会議から誕生した。年齢不詳で、身長は125センチぐらい。日本地図が描かれた青い胴体と、中心にある辰野町を指し示す矢印がトレードマーク。力みのない無表情さが不思議と愛着を誘う―と評判だ。

児童たちは、ゆるキャラグランプリが今年で終了すると知り、武居保男町長へ手紙を出して出場を希望。町非公認のキャラクターだが、喜んで応援する―との承諾を取り付けた。昨年度に段ボールを切り張りし、着色して作った着ぐるみでエントリーした。

新型コロナウイルスの影響による臨時休校が明けた6月から、本格的にPRを始めた。手のひらサイズの人形やプラスチック板キーホルダーから、段ボールを使った旗、飛び出す絵本まで多彩なグッズを手作り。地元店舗や事業所を訪問し、ポスターとチラシを配って投票協力を呼び掛けるなど、大人も顔負けの積極的な広報活動を展開する。

熱心な活動の成果が出てきたのか、真ん・中夫は今月1日のグランプリ投票開始以降、エントリー980体の中で40~50位台をキープする健闘ぶり。17日には学校を訪れた武居町長から「皆さんのチャレンジ精神を頼もしく思う。町の知名度もきっと上がるだろう」と激励を受けた。

児童たちは、お礼にグッズを贈りつつ「町役場に飾って、ファンを増やしてください」としっかりPR。「日本から世界中へ町のことを広めたい。最後まで元気いっぱい頑張ります」と誓っていた。

投票は9月25日まで、公式ホームページで受け付け中。上伊那地方からは、駒ケ根市の「こまかっぱ」、宮田村の「みやさん」、両小野中学校の地域PRキャラクター「うとう」が出場している。

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