全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

まちの魅力発信 女性向け無料ガイド本

田辺市街地の魅力を発信するガイドブック「朝・昼・夕・夜 田辺めぐり」

 和歌山県田辺市は、市街地の魅力を発信するガイドブック「朝・昼・夕・夜 田辺めぐり」(B5判、48ページ)を発行した。女性を対象に「熊野古道+街なかめぐり」の誘客につなげたいという。観光拠点などで無料配布する。

 田辺市の外国人宿泊客は年々増加している。2016年は3万958人で、市町村合併した05年に比べ、27倍になった。一方、国内の宿泊客は伸び悩んでいる。16年は37万6469人で、合併時の40万人台を割り込んだ。  そこで、ガイドブックは旅行や買い物など行動意欲の高い女性を対象にした。監修には、旅や菓子、建築などを題材にする文筆家、甲斐みのりさんを起用。喫茶店や飲食店街「味光路」、田辺の何げない風景など75カ所を「朝・昼・夕・夜」と分類して紹介している。  「朝」はレトロな喫茶店やパン店、闘鶏神社、「昼」は菓子店や雑貨店、「夕」はクラフトビール工場や書店、「夜」は「味光路」―など。甲斐さんの視点で地元でも知られていない「穴場」や定番店の「知られざる魅力」を引き出している。  掲載店やスポットは、紀伊田辺駅からの距離を「徒歩」「自転車」「自動車」のマークで表示。巻末には散策マップも掲載している。土産や熊野本宮大社周辺を紹介するページもある。  甲斐さんは13年度に田辺観光協会が発行した案内冊子「暮らすように旅する田辺」を監修・制作した。東京在住だが、年に数回、田辺市に通っているという。「田辺は朝から夜まで楽しめるまち。冊子を手に旅を楽しんでほしい」とコメントしている。  ガイドブックは田辺市役所や各行政局、市観光センター、熊野古道館、世界遺産熊野本宮館などで配布する。希望者には送料(205円切手)のみで郵送する。1万冊発行し、制作費は300万円。  問い合わせは田辺市たなべ営業室(0739・33・7714)へ。

関連記事

長野日報社

目の覚めるような赤、境内染める 長円寺のカエデ見頃 長野県茅野市

 紅葉の名所として知られる長野県茅野市穴山の長円寺(宮里孝憲住職)で、境内のカエデが例年より1週間以上遅れて見頃を迎えた。独特の目の覚めるような赤色が境内を染め、県内外から訪れたアマチュアカメ...

長野日報社

色づき鮮やか、紅葉狩り真っ盛り 長野県岡谷市の出早公園

 紅葉の名所として知られる長野県岡谷市長地出早の出早公園でモミジやカエデが赤や黄色に色づき、紅葉の見頃を迎えている。秋晴れとなった9日は多くの人が公園を訪れ、紅葉狩りを楽しんでいた。  同公...

長野日報社

もみじ湖で紅葉見頃 1万本鮮やかグラデーション 長野県箕輪町

長野県箕輪町のモミジの名所、箕輪ダム(愛称・もみじ湖)周辺の紅葉が見頃を迎えている。一帯に植わる約1万本が鮮やかな赤や黄、緑色のグラデーションに染まる。晴れ間が広がった8日は平日にもかかわらず...

豊鉄市内線で8日から「おでんしゃ」

 豊橋鉄道は8日、市内線の車内で生ビールや熱々のおでんを味わう「おでんしゃ」の運行を始める。来年5月5日まで。招待客や関係者ら25人が5日、試乗会に参加した。  県内唯一の路面電車で2007年...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク