児童が自作のみそでみそ汁作り

自作の麦みそでみそ汁を作る児童たち(上宇部小で)
山口県宇部市上宇部小(中邑至道校長)の5年生98人が25日、自作の麦みそでみそ汁を調理した。昨年9月に仕込み、発酵させていたものが完成。地元産の野菜なども加えて古里の恵みを味わった。児童らは昨年6月にシマヤ(原田道太社長、周南市)主催の出前講座で、みその材料や作り方、発酵の仕組みについて学習。9月には美祢市産の大豆・サチユタカ、裸麦・トヨノカゼを使って麦みその仕込み作業を体験した。みそは、同社で3カ月間発酵させ、この日同校に届けられた。
完成した麦みそ、宇部市産のダイコンやネギ、県産の油揚げを使ってみそ汁を調理した。麦みそは、素材本来のうま味と香りが強いのが特徴。炊きたての米と一緒に試食し「ぶちうまい!」と手作りの味を堪能した。同社の原田大介営業部長は「素晴らしい出来。ぜひ、みそ汁をもっと好きになって、日本食の文化を大切にしていってほしい」と呼び掛けた。
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