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没後50年 新たな日勝像 11日開幕 鹿追

代表作の一つ「室内風景」(右、道立近代美術館蔵)と、影響を与えたとされる北川民次の「画家の家族」(左、東京国立近代美術館蔵)

 鹿追ゆかりの画家神田日勝(1937~70年)の没後50年回顧展「大地への筆触」が11日、神田日勝記念美術館(町東町3)で開幕する。同時代の作家の画風を吸収しながら独自の表現方法を追求し続けた、新たな日勝像を提示する展示となる。

 鹿追で農業を営みながら描き続けた日勝は、中央画壇と一線を画す「孤高の画家」のイメージが強い。しかし、遺品のスクラップブックなどに基づいた近年の研究で、同時代のさまざまな画家の影響を受けていたことが分かった。

 今回の展覧会は、日勝の代表作を網羅するのはもとより、日勝が影響を受けた画家の作品も併せて並べるこれまでにない試み。8月11日に展示の一部を入れ替え、計約65点を展示する。同館の川岸真由子学芸員は「日勝が当時のどんな美術動向に触れていたかが分かる内容。今回しか見られない展示なので、前期と後期の2回、足を運んでもらえれば」と話す。

 昨年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」で、日勝をモデルにした青年画家を演じた吉沢亮さんによる音声ガイドもある。

 9月6日まで(祝日を除く月曜と8月11日は休館)。開館時間は午前10時~午後5時。一般530円、高校生320円、小中学生210円。

 問い合わせは同館(0156・66・1555)へ。

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