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夜空の明るさ21等級超え 波照間星空観測タワー広場

 環境省が全国で実施している夜空の明るさ調査の2019年度の結果が7日、公表され、県内の継続観察登録地点4カ所のうち波照間島星空観測タワー広場が年間を通して「天の川の複雑な構造が確認できる」ほど明るいことが分かった。石垣島と西表島にかかる西表石垣国立公園の陸域内は18年に国際ダークスカイ協会の「星空保護区」(ダークスカイ・パーク)に国内初となる認定を受けており、あらためて八重山の夜空の美しさが裏付けられた。

 環境省は18年度から、星空観察を通して光害(ひかりがい)などに気づき、環境保全に関心を持ってもらおうと、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査を開始。毎年度、冬と夏の2回全国で行われている。

 同観測タワー広場では波照間島在住の星景写真家・入江中さんが今年の1月24日と昨年8月26日に撮影した画像データを環境省へ報告。明るさはそれぞれ21・38等級と21・66等級で「天の川の複雑な構造が確認でき、星団などの観測が容易にできる」目安の21等級を上回った。

 等級の値が大きいほど光害が少なく夜空が暗いことを示しており、星などが観察しやすい。

 入江さんは今回の結果に「日常的に美しい天の川が見える。これからも暗い夜空を守ってほしい」と話した。

 環境省が公表した結果によると調査は冬346カ所、夏318カ所の継続観察登録地点で実施。21等級以上の地点は、それぞれ41カ所と31カ所だった。

 環境省は今後もデータを蓄積し、星の見やすさに関する評価基準を定めることを検討している。

 一方、環境省の夏の調査で、石垣島内の1地点が20・99と21以下を記録。国際ダークスカイ協会の調査でも石垣島川平で16年に21・71だった指標が19年8月には21・15にまで落ちている。

 同協会の認定制度では、指標が21・2を下回った場合、ダークスカイ・パーク認定が取り消される可能性があることから、光害対策の推進が求められそうだ。

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