全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

檜扇を蔵出し 熊野速玉大社 扇立祭

扇立祭に向けて蔵出しされた檜扇(6日、新宮市の熊野速玉大社で)

 和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社(上野顯宮司)は6日、14日の「扇立祭(おうぎたてまつり)」に向け、神前に立てる「檜扇(ひおうぎ)」の蔵出しをし、みこが丁寧にほこりを払った。今年の扇立祭は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため神事のみ営むという。
 扇立祭は神前に立てた檜扇に神が降臨し、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願う神事。新型コロナウイルスの終息も祈願するという。
 熊野速玉大社によると、大社には国宝となっている檜扇10握(あく)と重要文化財の1握が伝わっている。いずれも室町時代の作で、ヒノキの薄い板の木目の美しさを生かし、彩色や金箔(きんぱく)、銀箔(ぎんぱく)を施して花鳥風月を表現している。
 扇立祭で使う扇は、高さ1・5メートル、幅1・65メートルの扇1握を本殿に、高さ0・8メートル、幅1・3メートルの扇6握を各社殿に立てる。
 扇立祭では例年、ミス扇コンテストや歌謡ショーなどを行っているが、今年は檜扇の開帳など神事のみ。時間は午後3時~5時。

関連記事

大川小へ155個の紙灯籠 鵡川高 生徒と教職員が祈り込め

 むかわ町の鵡川高校(志鎌正人校長)は、宮城県石巻市の一般社団法人Team大川未来を拓くネットワークが8月に実施する「おかえりプロジェクト」に協力するため、紙灯籠155個を製作した。東日本大震災で...

荘内日報社

若者の県外流出に歯止めを 高校生対象に地元企業見学ツアー 酒田市企画

 人口減少の一因である若者の県外流出に歯止めをかけようと、高校生を対象に酒田市が企画した企業見学ツアーが9日、市内一円で行われ、同市の酒田光陵高校(藤田雅彦校長)の普通・商業両科で学ぶ2年生計129人が...

観覧車以外の遊具の運転再開 おびひろ動物園

 おびひろ動物園(渡邊誠克園長)で11日、観覧車を除いた遊具の運行が再開した。午前中から親子連れが来園し、久しぶりに動く豆汽車やゴーカートの走行音が園内に響いた。  同園では、観覧車点検中に...

宇部日報社

児童が住民に英語指導 吉部小で特別プロジェクト【宇部】

 吉部小(河村正則校長)で10日、児童たちが先生となって教壇に立つ特別プロジェクトが行われた。5、6年生合わせて7人が、古里の魅力を伝えるための英語表現を地域住民9人に熱心に指導した。  全国...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク