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紀伊民報社

海上遊歩道からクジラ

供用を開始した森浦湾に設けた海上遊歩道。すぐそばでいけすに入ったバンドウイルカなどを観察できる(1日、太地町で)

 和歌山県太地町が、森浦湾の一部を網で仕切って小型鯨類を放し飼いにする事業で設置した海上遊歩道が1日、オープンした。海上遊歩道の上から、近くを泳ぐバンドウイルカやハナゴンドウなどを見ることができるもので、町は「森浦湾ではシーカヤックなども体験でき、町の観光の起爆剤となれば」と期待している。
 町は、森浦湾の一部を仕切ってクジラの学術研究や観光振興に活用することを計画。「森浦湾くじらの海事業」として、最も深い所では水深15メートルある湾に、延長380メートルにわたって仕切り網を張り、海上に浮かぶ延長158メートルの遊歩道を設けた。
 海上遊歩道のすぐそばにはバンドウイルカ4頭が入ったいけすを配置したほか、その日の状況を見ながら、ハナゴンドウなど4、5頭を湾内に放つ予定という。
 利用時間は午前9時~午後5時(受け付けは午後4時半まで)。対象年齢は3歳以上で、小学生以下は保護者の同伴が必要。当面無料。受付で入場者名簿に記入した上で、ライフジャケットを着用してから入場してもらう。悪天候時には閉鎖することもある。
 問い合わせは、太地町総務課(0735・59・2335)へ。

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