全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

釧路新聞社

遊覧船乗船やタイマツ行進 新事業準備【阿寒湖温泉】

 

新事業「カムイへの祈り」のイメージ(NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構提供)

NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構(大西雅之理事長)は28日、2020年度通常総会を阿寒湖まりむ館で開き、新事業「『カムイへの祈り』~カムイオリパク」を準備していることを明らかにした。環境省と釧路市の補助金が決まり次第開催する方向で最終調整中。アイヌ民族のカムイ(神)への祈りにより、新型コロナウイルスの早期終息と参加者の健康を願い、観光業の巻き返しも期す。 

 阿寒湖温泉では、6月から阿寒湖アイヌシアターイコロが再開し、7月からは阿寒観光汽船の遊覧船が運航を再び始める予定。宿泊施設にもさらなる営業再開の動きが出ているが、昨年度3万4160人を動員したカムイルミナが今年度いっぱい中止となるなど、依然として苦しい状況が続いている。

 調整中の新事業は8月1日から11月8日までの100日間を予定。「神への謙虚さ」を意味するアイヌ語の「カムイオリパク」を事業名につけ、畏敬と感謝を念頭に自然と共生しようというアイヌ民族の考え方を根底に取り入れた。

 内容は、これまで行われきた「まりも夏(なつ)希(き)灯(とう)」と「千本タイマツ」を組み合わせたもの。午後8時に開始し、遊覧船に乗ってメッセージ入りの光る球体を「カムイへの祈り」として湖に浮かべる。マリモを模した球体はこれまで緑色だったが、今回は医療従事者への感謝を込めて青色に変更する。

 下船後は、儀式で火がともされた厄よけのタイマツを一人ひとり掲げ、アイヌコタンまでの約800㍍を行進。到着後はアイヌ民族の神事「カムイノミ」を行い、参加者全員でコロナの収束や社会の安寧、周りの人たちの健康、安全を祈る。

 コロナ対策として「3密」を避けるよう、遊覧船の乗員数は定員350人のところ100人に限定。参加者にはマスクの着用を求め、行進時にも距離を空けてもらい、タイマツなどの消毒も徹底する。時間は約1時間20分で料金は一般2000円、小学生1000円を想定。アイヌ紋様入りマスクなどの特典があり、収益の一部は医療機関へ寄付する。

 総会には蝦名大也釧路市長ら来賓も合わせ約60人が出席。大西理事長はあいさつでイコロの演目「ロストカムイ」などほかの実施可能な事業の成功も目指し、「アフターコロナの観光は自然の多い阿寒に追い風になる。コロナ禍を新しい阿寒観光の幕開けにつなげていかなければならない。最大限の努力をしていく」と決意を述べた。

関連記事

紀伊民報社

防災用品の購入急増 地震発生であらためて危機感

 3日に和歌山県の田辺市などで震度4の揺れを観測する地震が発生したのを受け、紀南地方で防災用品への関心が高まっている。田辺市内のホームセンターでも在宅避難用グッズの購入が増えている。  田辺市...

荘内日報社

ハタハタ高値 台所を直撃 「大黒様のお歳夜」他の魚に代替えも 複雑な表情

 9日は「大黒様のお歳(とし)夜(や)」。庄内ではハタハタの田楽を食べる風習があるが、今年はハタハタ漁に異変が起きている。1月から10月までの水揚げは昨年と比べて半減。近年指摘されている高い海水温が原...

62年前の苫東高新聞を発見、現役局員は質の高さに驚き

苫小牧市王子町の私設文学館「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」で、1959(昭和34)年12月5日付の苫小牧東高新聞第40号が見つかった。2019年に78歳で亡くなった詩人の故斉藤征義さんは、同高O...

地域交通に暮らしの視点 国交省、コロナ後へ研究会 十勝バスもモデル

 国土交通省はアフターコロナ時代の地域交通の方向性を考える新たな研究会を立ち上げた。新型コロナウイルスの影響で旅客の輸送需要が減少する中、地域の足としてのセーフティーネットに加え、地域住民の暮らし...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク