鉄道の安全願い 新地蔵尊 開眼式 殉職者を供養 狩勝峠展望台

新たに建立された地蔵尊と関係者
鉄道殉職者を供養するため、新得町の狩勝峠展望台に建てられた「狩勝峠地蔵尊」が新しくなり、24日に開眼式が行われた。
地蔵尊は1933年2月、前年に旧狩勝線・狩勝トンネルで雪崩に巻き込まれて殉職した2人の霊を慰めるため、国道38号沿いの佐幌岳登山口に建立された。国道改良工事に伴い、66年に狩勝峠展望台から南へ約100メートル入った現在地へ移設された。その後、殉職した新得保線区の17人の霊も合祀(ごうし)され、毎年8月24日に慰霊祭が行われてきた。
老朽化が進んだことから、JR北海道釧路支社(山田浩司支社長)が現在地に新たに建立した。開眼式には関係者15人が参列。山田支社長は「今後も鉄道の安全を守りたい」とあいさつ。浜田正利町長は「これまで鉄路を守ってきた先人に感謝したい」と述べた。
関連記事
駒工人工衛星プロジェクトの4人 東大木曽観測所を訪問 長野県
駒ケ根工業高校(長野県駒ケ根市)機械科の3年生有志が、代々受け継ぐ手のひらサイズの人工衛星を宇宙に打ち上げるプロジェクトで14日、今年度担当する4人が、打ち上げ後の観測を担う東京大学天文学教育...
給食レシピ 万博で発表へ 「和歌山の食材を世界に」 南部高
和歌山県みなべ町芝、南部高校食と農園科「調理コース」1年生24人が28日、自分たちで考えた給食レシピを、大阪・関西万博(大阪市・夢洲)のパビリオンで発表する。梅やミカンなど地元食材をふんだんに...
1歳馬競り 過去最高155億円 セレクトセール始まる 苫小牧
日本競走馬協会(JRHA)が主催する国内最大のサラブレッド競り市「セレクトセール」が14日、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで始まった。初日は1歳馬の競りを行い、上場227頭のうち225頭を取...
9月13日酒田花火大会前にワークショップ 3号玉花火の製作体験
9月13日(土)に酒田市の最上川河川敷で行われる「酒田の花火2025―打ち上がれ!心つなぐ、笑顔の花」を前に、花火に関する知識を深める体験型ワークショップが12日、本県で唯一花火製造を手掛ける安藤煙火店(...