豊橋市東七根町の道の駅「とよはし」が、全日本建設技術協会による全建賞の道路部門を受賞した。 優れた社会基盤整備事業を表彰するもので、自転車ツーリング用のサイクルピットや、電動アシスト自転車の貸し出しなどサイクリストの拠点づくりと、地域の防災拠点づくりに貢献していることが評価された。 道の駅とよはしは、豊橋市と国土交通省中部地方整備局名古屋国道事務所で整備し、昨年5月26日に国道23号豊橋東バイパス七根インターチェンジ北側にオープン。飲食、物販の店舗が入った地域振興施設「Tomate(トマッテ)」とJA豊橋の農産物直売所「あぐりパーク食彩村」とともに営業している。 豊橋を中心にした産物を使った商品を販売、開業1周年を前にした5月18日には累計来場者数200万人を突破し、開駅当初の目標年間100万人以上を大きく上回った。
西側に商業施設、東側には駐車施設とトイレ・情報提供コーナーを設けている。東西両駐車場にはサイクルラック、トマッテでは空気入れや工具の貸し出し、電動アシスト自転車の貸し出しを行っている。また、トマッテの屋上には太陽光パネルを設けて非常用電源に活用していくほか、東側駐車場脇には防災備蓄倉庫がある。 全建賞は1953年に創設され、8部門で表彰している。豊橋市は道路部門で初、他の部門を合わせると7事業目の受賞となった。 これまでの受賞は82年度に身体障害者総合福祉会館建設(建築)▽2003年度に総合福祉センター「あいトピア」建設(建築)▽07年度に資源化センター余熱利用施設整備・運営(建築)▽08年度にこども未来館整備(建築)▽09年度に保健所・保健センター及びこども発達センター等整備(建築)▽17年度にバイオマス資源利活用施設整備・運営(都市)-となっている。
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