善意での再生工事が本格化 道内最古、国の文化財 旧士幌線アーチ橋梁

本格化する第三音更川橋梁の補修工事。寄付に対する感謝の看板も掲げられた
国の登録有形文化財に指定されている旧国鉄士幌線・第三音更川橋梁(きょうりょう)の補修工事が本格化している。NPOひがし大雪アーチ橋友の会(那須襄太郎代表)が集めた寄付金と、上士幌町のふるさと納税の指定寄付として集まった計約1億円を充てる“再生工事”。橋には寄付に対するお礼の看板が設置されている。
第三音更川橋梁は1936年に竣工(しゅんこう)。全長71メートルで、大小四つのアーチで構成されている。道内で現存する最古の鉄道用コンクリートアーチ橋で、中央のアーチ部分(径間32メートル)も鉄道用コンクリートアーチ橋では最大となる。
第三音更川橋梁を含む十勝三股までの同線コンクリートアーチ橋梁群は、自然景観に配慮して設計されており、北海道遺産にも認定されている。
工事は小寺・田西経常建設共同企業体(JV)が担当。主に橋脚下部の補強、橋の最上部(天端)の防水と排水対策のほか、橋全体の表面を補修し、線路があった部分には砂利を敷いて線路も配置する。5月から足場を組むなど作業が始まり、工期は11月末まで。お礼の看板は縦3メートル、横12メートルの大きさで、23日に設置された。
同JVの小寺友之代表(小寺建設社長)は「内部で骨材が落ち空洞になっている所もあるが、80年以上たってもコンクリートはまだがっちりしている」と話している。
関連記事
御神渡り出現願う熱意肌で 厳冬の諏訪湖畔で観察見学ツアー 長野県
長野県諏訪市小和田の八剱神社が同市豊田の諏訪湖畔で続ける御神渡り(御渡り)観察を、18日早朝に同市のRAKO華乃井ホテルの宿泊客8人が見学した。同ホテルなどを営業企画する諏訪湖リゾート(同市)...
ハピまん3年半ぶりリニューアル 北海道・十勝ブランド化
JA木野系のスーパー「ハピオ」(音更町)は、オリジナル中華まん「ハピまん」を約3年半ぶりにリニューアルした。累計販売数が120万個に迫り、一段と人気が高まる中、十勝発の北海道名物としてブランド化...
マンホールふたで宮古PR 市制20周年デザインコン市長賞作品 公設市場前歩..
「宮古島市下水道マンホールふたデザインコンテスト」(主催・市環境衛生局下水道課)で市長賞に選ばれた作品のマンホールふたが、このほど完成した。16日には市公設市場前の交差点の歩道に設置され、色鮮やか...
島の自然 児童ら観察 こども博物館 バンナ公園内を探索
2025年度こども博物館教室(市立八重山博物館主催)は17日、第6回講座「自然観察」を県営バンナ公園で行った。石垣市内の児童ら約40人が動植物や昆虫、地質など身近な自然について学んだ。 エコツアー...

