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紀伊民報社

人気のバイキング苦悩 新型コロナで試行錯誤

新型コロナ対策で、小鉢に入れ、ラップをかけたバイキングの料理(田辺市新庄町で)

 新型コロナウイルスの影響で、紀南のレストランやホテルがバイキング形式の食事提供に頭を悩ませている。感染対策を講じて営業している施設が多いが、テークアウト(持ち帰り)形式を導入し、休止を続ける施設もある。それぞれに今後の提供方式を試行錯誤している。

 和歌山県田辺市新庄町の健康バイキング和わは、約50種のメニューのうち、3分の1ほどを小鉢に入れて提供。トングを使わなくても取れるように配慮した。各料理にはラップをかけている。席数も半減させ、間隔を空けて配置している。
 店は4月7日から5月15日まで営業を休止。5月16日からはワンプレートランチの提供を始め、30日からバイキングの再開に踏み切った。「バイキング専門なので逆風はきつい。客はコロナ前の半分ほどに戻った。手間はかかるけれど、安全第一。安心して食事を楽しんでいただけるよう努めたい」と話している。
 同市上秋津の秋津野ガルテンは店内を一新し、同市稲成町の八十八家などもバイキングを再開している。
 温泉リゾートホテルを全国展開し、白浜町でも三つのホテルを運営する湯快リゾートは、8月末までバイキング形式を一時休止し、客室や施設内の共有スペースで食べられるテークアウト形式に切り替えた。
 客からは「安全に楽しめる」と歓迎の声と「早く再開してほしい」という要望の両方が届いているという。
 同社広報担当は「バイキングはホテルの人気メニューだが、安全に提供するには時間がかかる。長引く自粛でストレスを抱えている皆さんに、まずは安心して過ごしていただける環境を提供したい」と話している。

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