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宇部日報社

レノファ山口の戦術をAI解析

開発システムへの期待を述べる霜田監督(中央、下関市の山口FGで) 

 山口フィナンシャルグループ(吉村猛社長)は22日、下関市の同社で記者会見を行い、ウェブシステム開発事業などを展開するFusic(納富貞嘉社長、本社福岡市)と連携して、サッカーJ2レノファ山口のチーム戦術を具現化する「映像解析/試合分析システム」を共同開発すると発表した。    開発するシステムは、現在サッカー界で使われている分析システムとは異なり、レノファのチーム戦術に特化するのが特徴。これまでチームスタッフが手作業で行ってきた試合映像の分析を人工知能(AI)に読み取らせ、選手の動きを体の向きなどまで細かく解析してアニメーションで再現する。チームとしての理想のプレー像に関わる重要な場面を抽出し、選手の戦術理解度を高める。    また、可視化したデータを公開し新たなファンサービスを提供することも視野に入れる。既にシステムの原型はできており、27日のJ2リーグ戦第2節以降の試合データを解析にかける。    コンセプトとして「スポーツ×テクノロジーで新たなイノベーションを山口から世界へ」を掲げており、開発を通じて、レノファのチーム力強化はもちろん、地域内にデジタル技術を浸透させ、新たなビジネスモデルやライフスタイルを提案していく狙いもある。    会見には、吉村社長やレノファの霜田正浩監督、Fusicの浜崎陽一郎副社長らが出席。吉村社長は「システム開発はチーム強化の一環。勝利をもたらし地域を勇気づけてほしい」とあいさつした。    霜田監督は「クラブのオーダーメードによるシステム構築は世界でも類を見ない。成功させて他クラブに使ってもらえるようにし、将来的にはメード・イン山口のシステムとして広がってほしい」と期待した。

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