おむすびコンテスト優秀3作品 朝市で試験販売

おむすびコンテスト優秀賞3作品のレシピ
和歌山県田辺市の産品を使ったおむすびのレシピを競う「おむすびコンテスト」の優秀賞3作品が決まった。21日に田辺市東陽の闘雞神社で開催される朝市「弁慶市」で試験販売し、購入者のアンケートで最優秀賞を決める。最優秀作品は8月にJR紀伊田辺駅前にオープンする市街地活性化施設で販売する。
市街地活性化施設「tanabe en+(たなべ えんぷらす)」では、地元産品を通じ、地域の文化や歴史を発信するカフェを設ける。コンテストは特産の梅をはじめ、いろいろな食材を組み合わせられるおむすびをカフェメニューの柱に据えようと、施設を運営する南紀みらい(田辺市湊)が企画した。
応募は県内外から61点あった。味や見た目はもちろん、原価や作りやすさなどの観点から地域のシェフらが審査し、優秀賞3作品、佳作2作品を選んだ。
優秀賞はみかんジュースで炊き上げたご飯に、しらすや梅干しを入れた「enむすびみかん」、ほうじ茶で炊いたご飯に梅干しやキュウリの漬物を刻んで混ぜた「茶がゆ気分」、同じくほうじ茶ご飯に大葉や白ごまを混ぜ、龍神シイタケの天ぷらを合わせた「龍神むすび」の3点。
弁慶市での販売は午前9時~11時半。3種類のおむすびの詰め合わせを30セット販売する。1セット400円。購入者にアンケート用紙を配布し、投票してもらう。
南紀みらいは「思った以上にレシピの応募があり、どれもおいしい。最優秀作品以外も季節のイベントなど期間限定で販売したい」と話している。
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