沖縄地方が梅雨明けした。ビーチでは観光客らが日光浴する姿も見られた＝12日午後、真栄里ビーチ

　沖縄気象台は12日午前11時、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より11日、昨年より28日早かった。今年の梅雨入りは５月11日だった。

　この日、八重山地方でも青空が広がり、最高気温は石垣市盛山、波照間島などで32.２度の真夏日を観測。

　真栄里ビーチでは新型コロナウイルスの影響で観光客らの姿は少なかったものの、海水浴や日光浴で肌を焼く姿も見られた。

　沖縄気象台によると６月12日ごろの梅雨明けは、統計を始めた1951年以降７番目の早さ。石垣島では５月11日〜６月11日までの期間降水量で972㍉（平年比369％）を観測した。

　向こう一週間の八重山地方の天気は、太平洋高気圧に覆われて晴れる見込み。最高気温・最低気温ともに平年より高く、気象庁は「熱中症など健康管理に注意を」と呼び掛けている。