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アルテンキャンプ場19年度実績宿泊者 初の4万人超、好天に恵まれ長期休暇の利用伸びる

徐々に宿泊客が戻り始めているキャンプ場

 苫小牧市樽前のオートリゾート苫小牧アルテンキャンプ場の2019年度宿泊者数が、1992年のオープン以来初めて4万人を突破した。新型コロナウイルス流行で今年3月は臨時休業の影響を受けたが、年間トータルでは大きく伸びた。平田利明社長は「全国的なキャンプ需要に加え、長期休暇中は好天にも恵まれた。新型コロナによる休業がなければ、あと2000人ほど多かったと思う」と話している。

 同キャンプ場の年間宿泊者数はオープン2年目で約2万人だったが、徐々に増えて96年度には3万8133人となった。その後、年間3万人に届かない状態が続いたが、全国的なアウトドアブームで2015年度3万1233人、18年度3万5311人と大きく底上げしている。

 直近の19年度は長期休暇の利用などが伸びて、過去最多となる4万2872人、前年度比21・4%(7561人)増を記録。内訳を見ると、キャンプサイト2万7476人、コテージ1万5396人となった。

 特に5月は大型連休効果で前年同月比37・1%増の3451人、夏休み期間の7、8月も13・5%増の1万8134人となった。今年3月は新型コロナの流行に伴う臨時休業の影響で、落ち込み幅は97・5%減の47人となっている。

 近年は利用時期も変化しており、最初にピークを迎えた1996年度は夏季(7~8月)が全体の67%を占め、冬季(11~翌年3月)はわずかに3%。これに対し直近の2019年度は、夏季は全体の42・3%で冬季は22・2%だった。宿泊者数の内容も以前は1組当たり平均4人のグループ利用が主流だったが、最近は女性や冬季を含めたソロ(単独)キャンプも目立つという。

 今年度は4月から5月24日までの臨時休業の影響が避けられないが、平田社長は「徐々に予約が戻りつつある」とし、感染防止策を進めながら利用を呼び掛ける考えだ。

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