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地域コミュニティーサロン「みんなの家」が11日にオープン 災害時は安心できる避難所に-安平

11日にオープンする遠浅地区の地域コミュニティーサロン「みんなの家」

 安平町遠浅地区にある自然体験農園「とあさ村」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた地域コミュニティーサロン「みんなの家」を11日に、いよいよオープンさせる。

 みんなの家は、2018年9月に発生した胆振東部地震をきっかけに、障害を持つ人が災害時でも安心して生活できる居場所を地元につくろう―と、村長の青木明子さん(52)が立ち上げた。JR遠浅駅近くの平屋の空き家を確保してクロスを張り替えるなど改修し、広々としたスペースにテーブルやキッチンカウンター、オフィスなどを配備した。別室も用意しており、農園の就労支援作業所、備蓄庫なども設けた。改修費などの一部費用は町の助成を活用したほか、インターネットで資金を調達する「クラウドファンディング」で166万円を集めた。

 普段はイベントやワークショップなどを通じて地域の人たちが集う憩いの場にし、災害時には障害を抱える人たちが身を寄せることのできる避難所として機能させる考え。4月中旬に内覧会を開いた後、当初は同23日の開設を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の「緊急事態宣言」によりオープンを見合わせていた。

 当日は午前10時にオープンする。新型コロナウイルス感染症を防ぐため、マスクの着用を呼び掛けるほか、サロン内は消毒液を設置するなど細心の注意を払って運営する。青木さんは「コロナ禍はまだ収まっていないので、不安はありつつのオープン。席の間隔を空け、1人用の座席も用意し、3密にならないよう対応はしていく」と話している。

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