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匠の母 型枠2級合格 帯広・高西組の須田さん

 型枠工事業の高西組(帯広市、高西達也社長)で働く須田昌恵さん(45)=帯広市=が、十勝管内の女性では珍しい2級型枠施工技能士を取得した。50歳をめどに1級取得を目指すほか、将来的には、建築士を目指す次男と親子2人で自分たちの家を建てるのが目標だ。

2級型枠施工技能士を取得し、意欲を新たにする須田さん

 須田さんは網走市出身。息子2人と娘1人を育て、2001年に帯広で仕事を始めた。タクシー運転手や医療事務などさまざまな職を経験した後、6年前に建築土木業界に入り、18年に高西組に入社した。

 職場での資格取得への理解もあり、2級型枠施工技能士に挑戦することに。数週間の試験対策を経て1月に受験し、3月に取得した。須田さんは「試験当日はとても緊張した。練習の成果を出せた」と話す。

 今後は1級の資格取得と、現在、札幌の大学で建築を学ぶ次男と2人で家を建てるのが願い。「職場は口が悪い人も多いけど、心はみんな優しい。あと10歳若ければとも思うが、目標に向かって仕事を頑張りたい」と意欲を見せる。

 帯広地方職業能力開発協会によると、建設・建築業界のなり手が減る中、「直近10年で女性の資格取得は珍しい」という。高西社長は「女性で、しかも一発合格。今後のさらなる資格取得にも期待している」とエールを送っている。

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