石垣空港国際線旅客ターミナル 増改築今月着工へ 施工業者を決定
正面から見た新国際線ターミナルのイメージ(石垣空港ターミナル社提供)
南ぬ島石垣空港国際線旅客ターミナルビルの増改築事業は6月中に着工される見通しとなった。石垣空港ターミナル㈱は、4日の一般競争入札で施工業者を決定、5日の取締役会で議決した。近く契約を締結する。過去3回の入札では応札者がなかったが、4回目で施工業者が決まった。
建築一式工事を請け負うのは㈱大米建設・松尾建設㈱沖縄支店の特定建設工事共同企業体。契約金額は39億5780万円(税込み)。同社、県、市が負担する。工期は2022年2月28日まで。
新ターミナルは地上2階で延べ床面積約4571平方㍍。面積は既設1335平方㍍の約3.4倍。 6月着工以降のスケジュールは仮設ターミナル建設(約4カ月)、仮設ターミナル運用・本体増改築工事(約15カ月)、22年1月ごろの供用開始を予定している。
ターミナル社によると、増改築事業は14年5月に基本設計に着手、17年1月に実施設計を終え、同年6月から入札を開始したが、人手不足などを理由に3回とも応札者がなかった。
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